
松島 正明 (MATSUSHIMA, Masaaki)
世界に学ぼう グローバルリーダーを目指し
JICAでの経験をもとに世界の現状を伝え、SDGsを考える。
世界の復興にJICA職員として関わってきたリアルな体験をお伝えします。
世界を知り、いま、求められているSDGsとは何かを生徒の皆さんと考えます。
講義スタイル:座学(双方向型を含む)
講義形式:対面orオンライン
講義時間:ご要望に合わせて実施(目安:45〜90分)
必要な設備、機材:プロジェクター・スクリーン・PC接続ケーブル
【教員プロフィール】
松島 正明 (MATSUSHIMA, Masaaki)
職名:教授
学部:国際学部
学科:国際学科
専門分野:
・国際関係論
・国際協力論(特に平和構築)
研究テーマ:開発途上国における経済・社会開発と幸福度
【教職員への一問一答】
「好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。」
「一所懸命」頑張るのではなく「適度に」頑張る
「休日の過ごし方や趣味を教えてください。」
新米教員のため、休日は講義資料の作成等に追われていますが、落ち着いてきたら、昼間は体力づくりのためのウオーキング(徘徊ではありません)に勤しみ、夜は野球中継を見ながら日本酒で晩酌という優雅な暮らしを始めたいと思っています。自慢できるような趣味はありませんが、ウオーキングをしながら世間の様子や道行く人々を密かに観察し、「あの方は金融機関の中間管理職、AIの進出で窓際に追いやられそうになっていて家族との関係でも悩んでいる様子」などと勝手な妄想(人物観察)をするのが結構好きです。
「1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?」
映画「男はつらいよ」シリーズで寅さんが訪れた北海道のロケ地(札幌、網走、知床、釧路、小樽、支笏湖、羊蹄山、江差、奥尻島、函館)を訪れ、マドンナとの出会いや悲しい別れのシーンを思い出しながら、裏通りの寂れた居酒屋で地魚をつまみに一杯やります。
「過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?」
大学受験で志望校を受験した時のことです。得意科目であった世界史の論文作成に余裕で解答しようと思っていたところ、冬の寒い日でストーブがガンガン効いた部屋だったため、ついウトウトしてしまいました。気が付いたら試験時間終了5分前、慌てて書き始めたのですが間に合わず不合格と相成りました。もし時間を30数年前に戻すことができるなら、その場に駆けつけて、寝ている自分を起こしてあげたい。
「大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。」
東南アジア1か国(インドネシアかマレイシア)、南西アジア1か国(インドかバングラデシュ)、英語圏アフリカ1か国(ケニアかエチオピア)、仏語圏アフリカ1か国(セネガルかニジェール)、中近東1か国(ヨルダンか、できればイラク)、中南米1か国(ブラジルかボリビア)、大洋州1か国(PNGかトンガ)の最低7か国。日本に住んでいると日本の良さを理解することはできません。先進国に留学等でチャレンジするのも勿論プラスになりますが、開発途上にある地域(できれば上記7地域)を訪れると日本との差異、共通点などを実感することができ、結果的に日本理解が深まり、「日本人」としてのIdentityが身につくと思います。
「大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。」
① 司馬遼太郎「街道を行く」全43巻 朝日新聞出版
司馬先生が歩いた街道と背後にある歴史などがわかる本です。モンゴルやオランダなど一部外国も含まれますが、自分自身が全国の街道沿いを司馬先生と共に歩いている気分に浸ることができ、同時に日本や日本人を理解するのに役立ちます。
② 池波正太郎「鬼平犯科帳」全135巻 文藝春秋社
テレビ番組や劇場版もありますが、やはり文庫で読むのが手軽で良いと思います。火付盗賊改方の長谷川平蔵が、厳しくも優しく犯罪者に対峙する姿は、ビジネスパーソンとして様々なトラブルに接した時の対処に非常に役に立つと思います。