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「文化」と「言葉」の密接な関係とは!?

伊藤 綾香 (ITO, Ayaka)

「文化」と「言葉」の密接な関係とは!?


「記号論」という学問分野を聞いたことがありますか。文化は、私たちの話す 「言葉」と密接な関係があります。


私たちが普段何気なく使っている言葉がどのように文化を作ってきたのか、言語学のセオリーを紹介しながら考えていき ます。



 

講義スタイル:座学(双方向型を含む)

講義形式:対面orオンライン

講義時間:ご要望に合わせて実施(目安:45〜90分)

必要な設備、機材:プロジェクター・スクリーン・PC接続ケーブル

 



【教員プロフィール】

伊藤 綾香 (ITO, Ayaka)


職名:助教

学部:外国語学部

学科:外国語学科

専門分野:

・ヒューマン・コンピュータ・インタラクション

・メディア論

・多文化共生社会

研究テーマ:

・ユーザビリティに配慮した異文化理解ツールの開発

・ICTを用いた高齢者福祉とまちづくり


アメリカ留学時代に東日本大震災の支援活動に携わったことがきっかけで、異文化コミュニケーションを体系的な学問として学びたくなりました。いわゆる企業勤めも少しだけしたことがありますが、アメリカ→イギリス→日本に戻ってきて研究を進めるうち、アカデミアの居心地が良くなってしまい今に至ります。いま考えてみると、留学が文字通り自分の人生を変えてくれたのだなぁと思います。学部時代にオーストラリアにも語学留学したことがあり、場所はさまざまですが、全て違った良さがありました。興味のある研究分野も雑食で、異文化コミュニケーションに足を突っ込みつつ、博士課程時代はヒューマン・コンピュータ・インタラクションという分野を専門に研究し、前職では高齢者が地域でよりよく暮らせるためのまちづくりについて考えていました。自分では、スペシャリストになりたい(が、いまいちなりきれていない)ゼネラリストなのだと感じます。「何でもやってみる、どんなことも糧になる」。そう思って日々頑張っています。



【教職員への一問一答】

「好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。」

「二つあるといい」。常にプランBを持つこと。伊藤家の家訓です。

(もちろん家訓自体も二つあるのですが、もう一つは秘密です。知りたい人は、気軽に研究室に聞きに来てください。)


「休日の過ごし方や趣味を教えてください。」

やすみのひ ひねもすのたり のたりかな。いわゆる「意識の低い」過ごし方をしています。車の運転が好きなので、お気に入りの洋楽(暗めのUKロックや、北欧のEDM)をかけながら、夜の首都高ドライブをたまに。あとは、小さい頃から大好きな恐竜の図鑑をちまちまと読み進めていますが、全然終わりません。


「1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?」

1週間の休みだけなら、さきに書いた「休日の過ごし方」のように惰眠を貪ってしまうのではと危惧しています。そのために、自由に使える100万円があるのですね。何に使おうかな。きっと、留学先で出会った大切な友達のいる国をまわって、楽しい時間を過ごすと思います。航空券やホテル代で100万円はすぐ消えてしまうかもしれませんが、そこで作った思い出にはお金に代えられない価値があるからです。


「過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?」

やり直したいと思った日はありませんが、「詰んだ」と思った日は何回もあります。でも、結局何とかなって、ちゃんと楽しく生きているので、大丈夫です。あまり過去を振り返らない性格なので。


「大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。」

限られた時間と予算の中で旅行先をやりくりするのは、お買い物ゲームのようで意外と楽しいものです。国内、海外、場所はどこでも構いませんが、ぜひそこで「人」に関わってみてください。そこに住まう人がその場所をつくります。一生の友人ができるかもしれませんし、その場所がその人に会うためにまた戻りたくなる「第二の故郷」になるかもしれません。


「大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。」

「学生に読んでほしい本」と「自分が好きな本」は必ずしも一致するとは限りません。衝撃を受けたのは友人に「絶対あなた好きだと思う」と勧められて読んだゾラの「居酒屋」。ドンピシャでした。ドストエフスキーも好きです。「罪と罰」は有名ですね。トールキンの「指輪物語」は中学生の時に映画化されたのがきっかけで、9冊を1週間で読破。「寝るのも忘れて読む」夢中な体験をくれた作品です。

使い古された言い回しですが、本は人生を豊かにします。積読上等。まずは「ジャケ買い」でも良いですから、気になった本を書店で手に取ってみてください。大学の図書館でも良いです。自分から手を伸ばさないと、良い出会いを掴むことはできません。逆に、自分が丁寧に向き合えば、本の世界は自分が求める以上の驚きと感動をくれます。


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