
梅田 徹 (UMEDA, Toru)
国際協力・国際支援について考えてみよ
先進国と途上国の間には経済的な格差があること、また、その格差是正あるいは貧困問題の解消のためにどのような取り組みが行われているのかを学習した上で、私たち、日本人にできることは何かを考えるような授業を展開する予定です。
講義スタイル:座学(双方向型を含む)
講義形式:対面orオンライン
講義時間:ご要望に合わせて実施(目安:45〜90分)
必要な設備、機材:プロジェクター・スクリーン・PC接続ケーブル
【教員プロフィール】
梅田 徹 (UMEDA, Toru)
職名:特任教授
学部:国際学部
学科:国際学科
専門分野:
・国際法
・道徳科学
・企業倫理
・経済哲学
研究テーマ:
・ビジネスと人権
・道徳と人権
・企業の社会的責任
・エコノミズム批判
9年前に国際交流・国際協力専攻(IEC専攻)ができたときからコーディネータをやっています。私自身が専門としているのは国際法という法学の分野ですが、企業倫理(ビジネス・エシックス)や経済哲学の分野にも関心を拡げてきました。近年は、この分野のテーマで海外の学会で発表しています。自分の直接の研究テーマではありませんが、進化論に大きな関心を抱いています。自然界は不思議が多くて興味は尽きません。
【教職員への一問一答】
「好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。」
「学んで厭わず」。孔子の言葉だと聴いていますが、確認していません。要は、学ぶことを嫌だと思わない。つまり、学び続けることが大事であるという意味だと私は解釈しています。学び続けるうちに道が開ける、そう信じる者に道が開ける、と。
「1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?」
間違いなく、ヨーロッパに行くでしょうね。それもビジネスクラスで。かならず訪れたいのは、イタリアのフィレンツェですね。ルネサンスの香りがする花の都には、1985年に一度、訪れたことがありますが、その後はすっかりご無沙汰しています。
「過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?」
特にありません。
「大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。」
欧米諸国ではなくて、アジアやアフリカの途上国に行くべきです。インドのムンバイなどが良いのではないでしょうか。価値観が変わるという人がいますが、あながち間違いではないような気がします。
「大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。」
たくさんあるなか一つだけと言われれば、戸田山和久『哲学入門』ちくま新書でしょう。アリストテレスもカントも出て来ないのに、それらの哲学者が出てくる昔の哲学書とは違った意味で、人間とは何か、生きる意味とは何かを教えてくれる本です。最初の部分はとっつきにくいかもしれませんが、読み進めば、学生でも十分理解できる内容です。あと一冊だけ挙げさせてください。坂本勝『古事記と日本書紀』青春新書。これで興味が沸いたら、次はより本格的な『古事記』と『日本書紀』を読んでほしいです。日本人なら。