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世界一長生きの日本人:寿命からみる国際比較

黒須 里美 (KUROSU, Satomi)

世界一長生きの日本人:寿命からみる国際比較

あなたは何歳まで生きたいですか?


どの国に生まれるか、いつの時代に生き 人口学 るか、女性か男性か、金持ちか貧乏かで寿命は大きく変わります。


私たちは 何歳まで生きられるのか、「長生き=幸せ」か、など「いのちの格差」を最新の 研究で明らかにし、長寿社会の生き方を議論します。



 

講義スタイル:座学(双方向を含む)

講義形式:対面orオンライン

講義時間:ご要望に合わせて実施(目安:45〜90分)

必要な設備、機材:プロジェクター・スクリーン・PC接続ケーブル

 


【教員プロフィール】

黒須 里美 (KUROSU, Satomi)


職名:教授

研究科:言語教育研究科

学部:国際学部

学科:国際学科

専門分野:

・社会学

・人口学

研究テーマ:

・家族とライフコースの比較研究

・結婚と家族の歴史人口学的研究


千葉県旭市出身。専門は社会学・歴史人口学。麗澤大学外国語学部卒業後、米国ワシントン大学大学院で社会学を学び、Ph.D.(社会学博士号)を取得しました。国際日本文化研究センター(文部科学省研究機関)助手、文部省在籍中の京都大学・放送大学・佛教大学非常勤講師、独国ベルリン・マックスプランク研究所研究員、米国ハーバード大学ライシャワー研究所および人口開発研究センター研究員などの経験を経て母校に戻りました。麗澤大学時代に鍛えた英語力と体力と思いやりの精神は世界に通用するという自信を持って日々授業と研究に励んでいます。教員ですが先輩の気持ちで。



【教職員への一問一答】

「好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。」

Make things happen. Let things happen.


「休日の過ごし方や趣味を教えてください。」

趣味はフラメンコ、スノーボード。 最近の楽しみは LA に住むThomas(夫)と California のワインと IPA を堪能すること。日本にいる時は温泉に行くのが大好きです。


「1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?」

すぐにでもThomas(夫)とカナダBCのウィスラーに飛びます。昼は大自然の中でスノーボードまたはハイキング三昧、夜は数あるWhistler Villageのレストラン巡りで舌鼓を打ち、Okanagan Valleyのワインを満喫します。

または(3月だったら)、へレス(スペイン)のフラメンコ・フェスティバルに参加します 。昼はクルシージョ(クラス)を受け、夜はフラメンコショーを楽しみ、タブラオ巡りでDuende〜魂を揺さぶられるようなカンテとギターと踊り。タパスとrioja、そしてbrandy de jerezは欠かせません。よく食べ、よく飲み、よく踊る1週間です。


「過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?」

ないですね〜。常に歩んだ道のりがベストと思ってます。


「大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。」

人と大自然と、そして自分と、「出会う」場所に旅してほしいです。ホテルでなくユースホステルにでも泊まって。ちなみに「20歳の旅立ち」と称した私の旅は誕生日の晩、夜行寝台に乗るところから始まりました。流氷に覆われた知床の斜里町、極寒の阿寒湖の日の出と丹頂鶴、突き抜ける青空をいく網走の列車、今も鮮明な風景とそこで出会った流氷の写真家や同世代旅人たちと共有したあの異次元の興奮とエネルギーに、何か心のスウィッチを入れられた気がします。


「大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。」

速水融『歴史人口学事始め 記録と記憶の九十年』(ちくま新書)

本学名誉教授であり2009年に文化勲章を受賞された速水融先生の自叙伝です。幼稚園時代からの鉄道好きが日本の「歴史人口学」の先駆的手法につながったり、留学先での失敗が新しい学問との出会いに至ったり。「人生を振り返ると、いくつかの事柄と偶然に出会っているが、この出会いほど大きな意味を持つ偶然はない」と語られます。偶然の出会いを生かす発想力と継続力はどうやって鍛えられるのでしょう。まずは知的好奇心を膨らませてさまざまな「出会い」を楽しみ、感謝し、大切にしていきたいですね。

速水先生は退職にあたってライフワークとして収集された膨大な歴史資料と研究資料を麗澤大学に寄贈されました。それらは人口・家族史研究プロジェクトによって「歴史人口学アーカイブ(麗澤アーカイブズ)」として整備管理されています。図書館4Fのプロジェクト室を訪れると、江戸時代に生きた人々のたくさんの記録との出会いが待っています。


先生の詳しいプロフィールはこちら

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