
籠 義樹 (KAGO, Yoshiki)
コロナ禍における観光ビジネス
コロナ禍により海外からの観光客は蒸発しました。
国内に住んでいても、以前のように自由に移動できる雰囲気ではありません。
これにより観光業界は大打撃を受けましたが、インターネットやVR技術を活用した新しい観光のあり方 を提案する動きが生まれています。
ピンチをチャンスに変える取り組みについてご紹介します。
講義スタイル:座学(双方向型を含む)
講義形式:対面orオンライン
講義時間:ご要望に合わせて実施(目安:45〜90分)
必要な設備、機材:プロジェクター・スクリーン・PC接続ケーブル
【教員プロフィール】
籠 義樹 (KAGO, Yoshiki)
職名:教授 研究科長
研究科:経済研究科
学部:経済学部
学科:経済学科
専門分野:社会工学
研究テーマ:嫌悪施設立地の社会影響評価
少子高齢化が進み、市町村の財政が厳しさを増す中で、私たちの日常生活に不可欠な道路や上下水道、学校や病院といった基礎的なインフラをどのように維持していくかという研究を、国の研究費の助成(科研費)を受けて現在進めています。また、サイドワークとして、かしわ環境ステーションというNPO法人を運営し、地域の環境保全や環境教育に関わる活動に取り組むとともに、学生と一緒になって、こうしたNPOの活動を多くの人に知ってもらったり、NPO組織を活性化したりするための試みもしています。さらに、最近では学生の起業を支援することに興味を持ち、そのためにどのようなことができるかを考案しているところです。
【教職員への一問一答】
「好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。」
「人の行く裏に道あり花の山」
他の人と違ったことをしましょう、そうすれば良いこと(花の山)に巡り合えますよ、という意味です。そうやって、いつもうまく行くわけではありませんが(笑)
「休日の過ごし方や趣味を教えてください。」
小学校高学年の頃からずっとHEAVY METALが大好きです。ライフワークと言っても過言ではありません。研究室ではいつもMETALが大音量で鳴り響いています。隣の研究室の上村先生、ごめんなさい。大好きなMETALをより多くの人に聴いてもらいたいので、気分や用途に応じてお勧めのMETALを検索できるサイトも開設しました(http://www.manowarrior.com/)。よかったら、見てみてください(笑)また、年数回はMETALのライブに参戦し、毎年10月に開催されるMETALフェスのLOUD PARKには欠かさず行きます。そういえば、今年の9月のBABY METALの東京公演にも行きます(笑)あと、テニスやります。
「1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?」
フィンランドはMETAL大国として有名です。人口500万人程度の小さな国なのに、世界的なMETALバンドを幾つも輩出しています。最近ではChildren of Bodomが有名ですね。ですから、フィンランドに行ってMETALフェスに参戦したいです。
「過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?」
昨晩、マドリードオープンの錦織選手の試合を観ていたら寝てしまい、逆転勝ちを見逃してしまったので、戻ってちゃんと観たいです。というか、過ぎたことはしょうがないので、過去のことにくよくよせずに、これからどうするかだけを真剣に考えればよいのだと思います。
「大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。」
ニューヨークではボトルマン詐欺(にせの酒の瓶をわざと人にぶつかって落として割り、弁償金を要求するもの)に遭いました。スペインではスリに遭いそうになりました。ポーランドのマクドナルドでは、列に横入りして来た人とケンカになりそうになりました。中国ではやはり水が合わず、お腹が痛くなりました。イギリスでは、お釣りを誤魔化されそうになりました。ロサンゼルスではレンタカーで事故を起こしました。イタリアでは1ユーロの水を15ユーロで買わされそうになりました。ボストンでは、タクシーであり得ないくらい遠回りされました。フランスの飲み屋で仲良くなった人はポン引きでした。という具合に、海外でトラブルに遭うと適応力が増すので、オススメです(笑)
「大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。」
僕の書いた本、というのはウソです(笑)最近ではギャングースという漫画が面白いと思います(これはホント)。マイケル・サンデルの本は、結論がよく分からない点がマイナスと言えばマイナスですが、逆に言えば、簡単に結論を出すことのできない社会的・経済的な問題を一緒に考えることができるのでオススメです。また、最近は保守的な考え方をする人が増えているように感じますが、本来保守思想は精緻な思考の上に立脚するものです。保守思想に興味がある人には西部邁を読むことをお勧めします。あと、筒井康隆の「文学部唯野教授」という小説は笑えます。大学教授をバカにしたくなった時に読むとよいでしょう(笑)